2017年5月23日火曜日

仮面ライダー 東映生田スタジオ

昨年5月の東映生田スタジオ取材は、匿名の読者様から1991〜92年頃の「CALスタジオ」の貴重な写真をいただいたことが大きな動機となりました。今回も同じ方から新たに1995〜96年に撮影されたものだというスタジオの施設が撤去された直後の写真をいただきました。それらの写真には、これまた現在とは微妙に趣を異にする貴重な風景が収められており、比較写真を撮るべく現地を訪れました。


東映生田スタジオの現在を紹介する際には「現在は駐車場となっている」と紹介されることがほとんどです。1995〜96年の写真(左)ではまだ駐車場はなく、空き地が広がっているばかりです。2017年現在(右)では我々に馴染み深い土方駐車場となっています。ブロック塀が一部残されているのと、おそらくスタジオに電気を引き込んでいたであろう電柱から往時を偲ぶことができます。電柱は新しくなっていて場所も少し異なるようです。


1995〜96年頃の蜘蛛男の階段。こちらは僕が2004年に初めて訪れた際の印象に近いです。2017年現在(右)では階段がしっかりしたものになっており、金属の土留めが設置されております。この土留めはこの辺りの斜面一帯に設置されました。


カルビーの仮面ライダーカード28番「人くい花ドクダリアン」の階段もここのような気がしています。


2008年2月23日撮影。このころは1995〜96年頃の印象と変わりません。


マンションニューランド側からスタジオへの下り坂の途中です。1995〜96年の写真では向かって左側の擁壁が全て残されていて、この時期に写真を取りに行きたかった!と思わずにはおれません。右側の基礎やフェンス、電柱などは往時のままです。正面のゴミステーションは形状は変わりませんが新しくなっているようです。


また、同じ方より『戦え!ぼくらのヒーロー大集合(1976年5月15日放映)』という特番の画像をいただきました。残念ながら僕も未見なのですが、東映東京撮影所(大泉)で撮影されていたはずのカゲスターとロボコンが出会う場面が、馴染み深い生田スタジオ周辺で新規撮影されており、大変なインパクトがありましたので合わせて取材しました。

ロボコンが多摩美2丁目からマンションニューランドのあるY字路へ下ってきています。


マンションニューランドのエントランスのあたりでカゲスター、ベルスターと合流します。取材当日は雨に祟られましたがおかげで番組とよく似た写真が撮れました。

『戦え!ぼくらのヒーロー大集合』の生田スタジオ周辺での撮影はこの1場面だけだそうですが、それを何故この場所で撮影したのか?わざわざカゲローカーやベルカーを持ってきたのか?など疑問が絶えません。機会があれば全編見てみたいと思います。


取材日
1995〜1996月頃(匿名さま取材)
2017年4月15日

2017年2月25日土曜日

超人バロム1 多摩美界隈

第13話「魔人タコゲルゲが子供をねらう!」

酒屋のアルバイト中の松五郎が、猛、健太郎、ツヨシたちと出会う場所も生田スタジオ最寄りの多摩美一丁目マンションニューランドの入り口正面のY字路の片方の道です。


以前はマンションニューランドの向かって右側の壁面は擁壁が続いていましたが、現在は住宅が立ち並んでいます。右手前の黒いフェンスは、仮面ライダー第21話で吉岡助教授邸として使用された住宅のものです。


2008年2月23日に撮影した写真では擁壁の状態、電柱、ゴミステーションの位置が番組画像と一致します。


2016年11月26日の取材時にはマンションニューランドの隣に立派なお住いが立ち、コンクリート貼りの基礎部にはガレージが設けられていました。


そのため、ゴミステーションと電柱の場所が10m程、坂の下側へ移動しています。


今後の対策を練る4人が腰をかけているところは、多摩美2丁目からY字路へ下る道の途中にある階段です。


生田スタジオからY字路へ登ってくる道です。手前のフェンスも同じく吉岡助教授邸として使用された住宅のもの。手前の白いガードパイプは、2004年に撮影した写真を見るとまだ設置されておらず、2008年の写真ではすでに設置されていました。


猛たちが身を潜めるところも、吉岡助教授邸として使用された住宅の基礎部です。


表面の経年劣化は致し方ありません。


白い金網、住宅基礎ともに往時の姿をよくとどめています。


赤色 生田スタジオからの登り道
黄色 松五郎が自転車に乗っている道
青色 4人が座っている階段

やはり撮影地点は狭い範囲に密集しています。

放映日
第13話「魔人タコゲルゲが子供をねらう!」
1972年6月25日

取材日
2008年2月23日
2016年11月26日

2017年2月14日火曜日

仮面ライダーアマゾン 多摩美界隈

第16話「ガランダーの東京火の海作戦!!」

りつ子さんが黒ジューシャに捕まるシーケンスも多摩美1丁目の路上で撮影されています。

両脇に住宅の立ち並ぶ路地で、突き当りなど、周辺に住宅が増えていますが、一軒のお住まいのガレージが劇中のものと一致します。


同じ路地ですが、カメラがずいぶん高い位置にあります。現在は家が立ち並んでいますが、番組撮影当時はまだ家の建っていない場所があったのではないかと思います。


ガランダー帝国の車が止まっていたところも同じ路地の入口です。


ガードレールは一部残されていましたが、その奥の風景に一致する建物を見つけることは難しそうです。


今回取材した路地はマンションニューランドのすぐ横にありました。

お知らせ
このブログの取材に多大な助言をいただいておりますhide男さんがこの度、東映生田スタジオと同作品ロケ地研究のブログを開設なされました。綿密な取材からなるスタジオ考察や多角的ロケ地検証は、他に類を見ない素晴らしい内容です。ぜひご覧になってください。

此 処 に ス タ ジ オ が あ っ た 頃

放映日
仮面ライダーアマゾン
1974年2月1日

取材日
2016年11月26日

2016年12月26日月曜日

仮面ライダー 多摩美1丁目

第96話「本郷猛 サボテン怪人にされる!?」

サボテンバットがおばさん達をサボテンにして回る場面は、東映生田スタジオ周辺の多摩美1丁目の住宅地で撮影されています。

サボテンを売っているところは多摩美1丁目8。家並みや傾いた電柱がほぼそのまま残されていました。


ピンクの服のおばさんがサボテンにされる道も同じ一角での撮影です。ここも左側の青い瓦のついた白壁、右側の石垣と側溝など、番組撮影時と同じ雰囲気が多々残されています。


黒い服のおばさんがサボテンにされる場所は、多摩美1丁目から麻生区高石3丁目へ降る長い階段です。


階段を見上げて右側の多摩美1丁目11と12のお住いにも当時の雰囲気がよく残されていました。白いハート型のフェンスに妙に郷愁がそそられます。


階段から下ると県道124号線。少し前はその辺りにミニシアター「グリソムギャング」があり、上映会に参加する際は少し回り道をしてこの階段をよく利用しました。

青色 サボテンを売っていたところ
黄色 ピンクの服のおばさんがサボテンにされるところ
赤色 黒い服のおばさんがサボテンにされる階段

多摩美界隈も歩いていると新しいお住いが増えてきたと感じますが、今回取材に訪れたところはいずれも当時の雰囲気が色濃く残されていました。

放映日
1973年1月27日

取材日
2016年11月26日

2016年12月14日水曜日

超人バロム1 廃車置き場

超人バロム1
第29話「魔人ウロコルゲがドルゲ菌をバラまく!!」

バロム1と魔人ウロコルゲの初戦が繰り広げられる廃車置き場は番組撮影当時、生田小学校のすぐ隣にあった廃車置き場です。現在ではベネッセの有料老人ホーム「グランダ生田」となっています。



バロム1の背後にそびえる建物は生田小学校の校舎です。


画面左側が生田小学校、取材写真では右側がグランダ生田の建物です。番組撮影当時は土の広場に所狭しとダンプカーが置かれていましたが現在は舗装され施設の駐車場となっています。


松五郎の背後の建物も生田小学校です。


入り口付近は現在も舗装されていませんが草原になっています。

仮面ライダー
第96話「本郷猛 サボテン怪人にされる!?」


バロム1第29話から3ヶ月の間を置いて仮面ライダーでも同じ場所が登場します。


番組中に置かれている車はバロム1の撮影時とほぼ同じ様子です。


本郷の背後の赤い作業車両はバロム1の画像(本記事4段目の写真)でも確認することができます。車両に所有者の名前が書いてありますが読み取ることはできませんでした。


メディカルホームグランダ生田は2014年の開設だそうです。自分もそのうちお世話になることがあるかもしれません。


放映日
第29話「魔人ウロコルゲがドルゲ菌をバラまく!!」
1972年10月15日

仮面ライダー
第96話「本郷猛 サボテン怪人にされる!?」
1973年1月27日

取材日
2016年10月1日